大谷翔平、“史上初の快挙”へ…カギ握る7月 6月終了、MVP獲得年にあった共通点

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

7月月間MVPを獲得した2021年と2023年はシーズンでもMVPに

 ドジャース・大谷翔平投手は6月、月間成績を打率.293、12本塁打、24打点、出塁率.413、OPS1.110で終えた。シーズントータルでは打率.316、25本塁打でリーグトップに立ち、3冠王も射程圏内。シーズンMVP候補にも名前が挙がるが、7月の過去成績はどのようになっているだろうか。

 大谷は“6月男”とも言われるように過去6シーズンで6月の通算成績は打率.336、出塁率.414、長打率.771、OPS1.185。今季も球団新記録の10試合連続打点を記録するなど、好成績を維持した。

 一方で、7月は年によって結果が分かれる形に。シーズンMVPに輝いた2021年は打率.282、9本塁打、19打点、OPS1.067、2023年も打率.282、9本塁打、14打点、OPS1.152をマークし、共に月間MVPを受賞している。一方で、2022年は打率.224、5本塁打、13打点、OPS.818。この年は結果的にジャッジに月間MVPを譲る形となった。

 移籍1年目、打者専念のシーズン。ここまで3冠王や史上初となる指名打者でのMVPも現実味を帯びている。球宴もあり、シーズン折り返しで疲れも溜まってくる7月。ここでいかに好成績を残せるかが、栄冠への鍵を握りそうだ。

(Full-Count編集部)

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