18歳ドラ5が衝撃の“1.00” 3冠王狙う近藤と遜色ない数値…打てる捕手が「大化けの予感」
ロッテのドラ5・寺地が2軍で躍動している
ロッテのドラフト5位ルーキー、寺地隆成捕手が6月30日にロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ、オイシックス戦に「6番・捕手」で出場すると、“公式戦1号”となる2ランを放つなど3安打3打点と活躍。ファンも「ええのとった」と“歓迎”している。
寺地は2-0の初回2死一塁、中日やDeNAで活躍した左腕の笠原祥太郎投手が投じた外角球を捉えると、打球は左中間フェンスを越えた。左打ちの高卒ルーキーながらも逆方向への柵越えに大器を予感させた。
この日は本塁打だけでなく、左前打や中堅へ二塁打を放つなど3安打と躍動。打率.273、OPS.682。ここまで193打席に立って23四球、23三振。打者の四球数÷三振数で導き出される「BB/K」は1.00。この数値が大きい打者は三振が少なく四球が多い優秀な打者であることを示すが、1軍でも両リーグを通じて“1.00”を超えているのは、3冠王も視野にとらえているソフトバンク・近藤の「1.05」だけ。寺地の数値がいかに優れているかを示している。
昨年のドラフトで明徳義塾高から5位指名で入団。昨年のU-18W杯を経験した逸材18歳にSNS上のファンも「ええのとった」「大化けを予感させる」「逆方向に持っていけるのはロマンありすぎる」「打球方向が天性すぎてマジで早く上で見たい」と将来性を高く評価していた。
(Full-Count編集部)