“無双投球”続ける虎の25歳 乗り越えたTJ手術、無援護が続き「勝たせてやってくれ」
好投を続ける阪神・才木が「ホンモノ」「マジ神」
■阪神 3ー0 広島(2日・マツダスタジアム)
阪神・才木浩人投手の“無双投球”が続いている。6月は4試合に登板して3勝1敗、防御率0.56。32イニングを投げて32三振をマークする好投を見せていた。2日に先発した広島戦(マツダ)でも7回113球1安打無失点の投球。勝ち星こそつかなかったもののファンは「ホンモノ」「マジ神」「得点圏行かれても全く怖くない」などの声を上げている。
灼熱の鳴尾浜で、懸命にリハビリ生活を送ったからこそ、今がある。才木は2020年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、育成選手契約となっていた。2022年の5月上旬に再びの支配下選手登録を勝ち取ると、貪欲に白星を狙う投球を続けている。
今季はここまで14試合に登板して8勝2敗、防御率は驚異の1.11を記録。安定感のある投球にファンは「勝たせてやってくれ」「素晴らしい」など称賛の声を目立たせる。
試合は延長10回に阪神が得点して勝利。応援していたファンはSNSなどで「才木に勝ち着いて欲しかったな……」「最多勝取れるかな……」「点入らないと重苦しいのは承知済みだけど、しんどい……」「何よりも才木に勝ちを付けてあげたかった……」など“うれしい悲鳴”を上げていた。
(Full-Count編集部)