巨人23歳は「未来のエース」 中日打線お手上げ…“キレキレ”投球が「最高」

巨人・井上温大【写真:イワモトアキト】
巨人・井上温大【写真:イワモトアキト】

巨人・井上が3日の中日戦で約1か月ぶりの4勝目を挙げた

■巨人 6ー1 中日(3日・前橋)

 巨人の5年目左腕、井上温大投手が3日に群馬県前橋市の上毛敷島球場で行われた中日戦に先発。8回5安打無失点7奪三振と好投し、地元で3勝目をマーク。ファンは「泣けるよぉ」「あっぱれ」などと称えた。

 1回に2死から連打を浴びて一、二塁とされたが好調の板山祐太郎外野手を三振に仕留めて勢いにのった。6回には1死一、三塁のピンチを招くも、4番のオルランド・カリステ内野手を三ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。暑さにも負けず、今季最長となる8回を無失点に抑える好投だった。

 前橋商から2019年ドラフト4位で巨人に入団。2021年オフに育成契約も、2022年7月に支配下に復帰。1軍で7登板(4先発)し、1勝を挙げた。昨年は1軍では4登板(4先発)で1敗、防御率10.95だったが、2軍では11登板(10先発)で7勝0敗、防御率0.75。72回1/3を投げて84三振を奪った(奪三振率10.45)。今季はこの試合まで13登板(4先発)で2勝4敗2ホールド、防御率4.06だった。

 前橋商出身、故郷で6月6日のロッテ戦以来の白星をマークした23歳左腕の躍動にSNS上のファンも歓喜。「将来的には左のエース」「最高でした」「前橋サイコー」「ファンが一層増えたと思います」「未来のエース」「可愛すぎ」といった声が寄せられていた。

【実際の映像】故郷のマウンドで快投…4勝目の巨人・井上が「未来のエース」

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