元巨人ビエイラ、雄叫び連発でブーイングも「毎日が特別」 4戦0封に「イチニチイチゼン」
3者連続三振で試合を締める「モチベーションは高かった。本当に嬉しかった」
【MLB】Dバックス 9ー3 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)
ダイヤモンドバックスのチアゴ・ビエイラ投手は4日(日本時間5日)、敵地・ドジャース戦に2試合連続で救援登板。9回からの1イニングを3者連続三振に仕留め、カード勝ち越しに貢献した。
巨人時代を思い出させるド派手なパフォーマンスだった。9回、テイラー、エンリケ・ヘルナンデス、代打・ビジオを最速99.7マイル(約160.5キロ)の剛速球でねじ伏せた。「タフなチーム相手にとてもいい投球ができた。ドジャースと対戦できるからモチベーションは高かったんだ。登板の機会をもらえて、本当に嬉しかった」と笑顔満開だ。
勝利の瞬間にマウンド上で雄叫びを連発。胸を叩いて喜んだ。敵地の一部ファンからブーイングを浴びたが、「その瞬間を楽しもうと思っているから自然と出てくるんだ。毎日が特別だからね」。ブーイングを全く気にしていない様子だった。
今季はブルワーズで開幕を迎え、オリオールズを経て6月6日(同7日)にダイヤモンドバックス入りした。「いつもハードワークをして、神に感謝することだ。いつも最後の気持ちで登板している」。移籍当初は安定しなかったが、これで4試合連続無失点となった。「イチニチイチゼンね! アキラメナイ!」と日本語を披露。満面の笑みを浮かべた。