西武へ電撃移籍…23歳が備える“特異性” 渡辺監督代行「ウチにはいないタイプ」

入団会見に臨んだ西武・野村大樹(左)と渡辺久信監督代行【写真:小林靖】
入団会見に臨んだ西武・野村大樹(左)と渡辺久信監督代行【写真:小林靖】

渡辺監督代行「ウチはとりあえずチャンスはある」

 交換トレードでソフトバンクから西武に移籍した野村大樹内野手が6日、埼玉県所沢市内で入団会見を行った。最下位に喘ぐチームの起爆剤として期待される23歳について、渡辺久信監督代行は「やっぱり早実だなと思いました」と人間性も絶賛した。

 24勝49敗1分けで最下位にあえぐ西武はチーム打率.203、169得点が12球団ワーストで、打線のテコ入れが急務となっている。白羽の矢が立ったのが野村だ。渡辺監督代行は「期待している。ソフトバンクではなかなかチャンスがなかったと思うが、ウチはとりあえずチャンスはあるので、『しっかり結果を出してほしい。レギュラーを取るつもりでしっかり準備をしてきてほしい』と話しました」と語った。

 人間性にも二重丸。「すごく受け答えがハキハキしていて、好青年。やっぱり早実だなと思いました」。兵庫県出身で早実に入学。1学年上の清宮幸太郎内野手らと中軸を形成した23歳を褒めた。

 ソフトバンクでは通算83試合に出場して打率.218(165打数36安打)、1本塁打15打点。「タイプとしては中距離打者でホームランバッターではないが、昨年から結構見ていて、出塁率が高く、しっかりボールを見極められる技術を持っている。ウチにはいないタイプで、非常に魅力がある」と渡辺監督代行。23歳が低迷打破へのピースとなるか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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