大谷翔平に見えた史上初の快挙 すでに46発シーズン超え…“歴代最高のDH”は確実か
MVP争いで重要視されるWARは「5.1」でリーグトップ
ドジャース・大谷翔平投手は今季、チーム91試合を終えた時点で打率.314、28本塁打、65打点をマーク。3冠王も射程圏内となっている。打者専念ながら選手の貢献度を示す総合的指標の「WAR」はベースボール・リファレンス版で「5.1」。指名打者の史上最高記録も更新するペースだ。
MVP争いでWARは最も重要な指標ともされており、守備をしない分だけ減点となる指名打者は不利とされている。今季の大谷はOPS1.035とリーグ1位に立っているが、走塁でも7日(日本時間8日)のブルワーズ戦で2盗塁を決め、メジャー最速で20本塁打、20盗塁に到達。史上初の50本塁打、30盗塁も現実味を帯びてきた。
エンゼルス時代に初の満票MVPに輝いた2021年の攻撃面でのWARは「4.9」。同年はキャリアハイの46本塁打、26盗塁をマークしたが今季の大谷は91試合を消化した時点で2021年の“打者・大谷”を超えたことになる。
65%以上をDHで出場した選手の歴代最高は、1995年にエドガー・マルティネスが記録した「7.0」。大谷は現時点で「9.1」ペースで、このままシーズンを完走すれば、記録更新は間違い無いだろう。
MVP争いでWARは最も重要な指標ともされており、守備をしない分だけ減点となる指名打者は不利とされている。今季の大谷はOPS1.036とリーグ1位に立っているが、走塁でも7日(日本時間8日)のブルワーズ戦で2盗塁を決め、メジャー最速で20本塁打、20盗塁に到達。史上初の50本塁打、30盗塁も現実味を帯びてきた。
(Full-Count編集部)