“事実上の戦力外”上沢直之の今後は? 残された選択肢…NPB復帰の可能性は
上沢はRソックスから事実上の戦力外に、他球団移籍かマイナー残留か解雇か
レッドソックスは9日(日本時間10日)、上沢直之投手をメジャー出場前提の40人枠から外したと発表した。Designate for Assignment(DFA)と呼ばれるもので、「事実上の戦力外」とも表現される。これから上沢はどのような道を辿るのだろうか。
DFAは球団がトレードやFAで新しい選手を獲得したり、マイナー選手を昇格させたりする場合など40人枠を空ける目的で行われる。今回はトレイ・ウインジェンター投手をメジャー昇格されるため、上沢は40人枠を空けるためにDFAとなった。
DFAされた選手は、その日から7日以内にトレードされるかウェーバー公示される。ウェーバー公示とは球団が選手の支配権を放棄することを意味し、期間中に他球団が獲得を申し入れれば自動的にその球団への移籍が決定する。年俸などの契約内容は所属していた球団のものが引き継がれる。
獲得を申し入れる球団がなかった場合はマイナーに留まるか、または解雇となる。つまり上沢に残された道筋は他球団への移籍、マイナー残留、解雇の3つだ。今回はマイナーにいながら40人枠を外れたため、レッドソックスでのメジャー昇格は厳しい道のりとなる。
メジャーでの成績は2試合に登板し勝敗などは付かず、防御率2.25。NPB復帰するのか。果たしてどのような道を歩むのだろうか。
(Full-Count編集部)