ロバーツ監督「見苦しかった」 PO前哨戦で10失点大敗、野手登板は「恥ずかしくない」

取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督「今夜の試合のことは水に流して明日の試合に集中しようと」

【MLB】フィリーズ 10ー1 ドジャース(日本時間10日・フィラデルフィア)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地で行われたフィリーズ戦で1-10で大敗した。地区首位同士の3連戦で、ポストシーズンの前哨戦と注目されていたが、思わぬ大差がついた。デーブ・ロバーツ監督は「今夜は見苦しかった」と厳しい表情を浮かべた。

 剛腕ミラーは最速97.9マイル(約157.6キロ)とフォーシームが走らず、4回10安打9失点と試合を作れなかった。9点ビハインドとなった7回途中からは野手のエンリケ・ヘルナンデスがマウンドへ。「野手を使ったことについては恥ずかしいとは思っていない。別の投手を温存するために、私がそうすることを選んだ」とロバーツ監督は語った。

 打線も5回にビジオの3号ソロによる1点のみ。「まだこのシリーズを勝ち越すチャンスがある。今は、今夜の試合のことは水に流して明日の試合に集中しようとしている。明日失点を防ぐのに戦力は十分だと感じている。初対戦の投手相手に打線をつないで得点しなければならない」。この日はエースのグラスノーが戦線離脱するなど負傷者が絶えない。フィリーズとの3連戦は苦しい戦いとなりそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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