大谷翔平の3冠王阻む新たなライバル 元MVPの日系32歳…一気に躍り出た「.331」
イエリッチが規定到達…打率.331で大谷を抜きリーグ首位打者に
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2打数1安打1四球1盗塁だった。打率.315とし、パドレスのジュリクソン・プロファー外野手を抜いたが、同日にブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手が規定打席に到達。打率.331で首位打者に立った。
大谷はこの日、3回の第2打席で左前打。大量点差で7回に代打を送られたが、打率を.001上げた。しかし、イエリッチが本拠地・パイレーツ戦に「3番・左翼」で出場し、2打数1安打2四球。規定打席に到達して、いきなり首位に躍り出た。
イエリッチは母方の祖父が日本人の日系3世でもある。2018年から2年連続で首位打者に輝き、2018年にはMVPを受賞。2023年のWBC前には日本代表側から接触されたことを明かしているが、結局参加資格を満たしていなかったため選出はされなかった。
今季の大谷は28本塁打でリーグトップ。打点も1位のブレーブスのマルセル・オズナ外野手の73と8差で3位につける。3冠王も射程圏内となっているが、そこに新たなライバルが出現した。
(Full-Count編集部)