NPBユニ着た台湾チア…現地でも「かわいい」 日台が奇跡のコラボ、きつねダンスに大反響
6月に開催された「わくわく日本祭」で日台のチアがコラボ
パシフィックリーグマーケティング(PLM)は、6月15日、16日の2日間、日本ハムと富邦ガーディアンズを交えて「わくわく日本祭」を開催した。このイベントには日本ハムOBの杉谷拳士氏が出演。また両球団のチアガールがコラボダンスをするなど大盛り上がりだった。
屋外ステージで行われた杉谷氏のファンミーティングは大盛況だった。正解すると台湾人選手のグッズがもらえるクイズでは、少しでも杉谷氏にアピールしようと、日本ハム時代の陽岱鋼外野手のユニホームを掲げるファンも出現。また、サイン会では、当日グッズショップで一定額購入した先着35人限定というプレミアムチケットだったが、こちらも瞬時に完売。わざわざ香港からかけつけたという熱狂ファンは、杉谷氏との対面に感極まっていた。
杉谷氏はその後もマルチな活躍をみせた。富邦の先発メンバーを流暢な発音で読み上げ歓声を受けると、始球式の前には、試合前に再会を果たした元日本ハムの台鋼ホークス・王柏融外野手に向け、「日本ではご馳走してばかりだったから、ぜひ台湾ではご馳走してもらいたい」とおねだり。ベンチの王も両手でOKマークをつくり、富邦ファンを爆笑させた。
そして、忘れてはならないのが、日台のチアチームたちの「夢の共演」だ。試合前の「Fビレッジアンバサダー」の滝谷美夢さんも登場。チアリーダーFubon Angelsのメンバーと、来台したファイターズガールのメンバー4人が「きつねダンス」を披露し、スタンドでは一緒に踊るファンも現れた。
高温多湿で、体感気温は約40度という過酷な状況だったにも関わらず、日台のチアチームは、試合中もステージで互いにコミュニケーションをしながら、笑顔を絶やさずにファンをリード。特にパ6球団のユニフォームを着たFubon Angelsのメンバーは注目を集めていた。そして試合の後半、日本イベントならでは、といえる浴衣に着替えたFubon Angelsのメンバーたちに、ファンからも「かわいい!」という声が飛んでいた。
(「パ・リーグ インサイト」駒田英)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)