韓国も驚愕、大谷翔平の200号 自国の“英雄超え”にソワソワ「どうしてこんなに早く…」

29号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
29号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

韓国メディア「どうしてこんなに早く達成できたの?」

【MLB】タイガース 11ー9 ドジャース(日本時間14日・デトロイト)

 メモリアル弾に韓国も熱視線を送っている。ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回に29号ソロを放ち、メジャー通算200号の大台に到達した。日本人初、アジア人では通算218本塁打を誇る秋信守以来2人目の快挙に、韓国メディアも“先人”を引き合いに出しながら快挙を称えた。

 大谷のメモリアル弾は、2-2で迎えた5回に生まれた。右腕モンテロのチェンジアップをバットに乗せ、右翼ポール際へ6試合ぶり29号ソロ。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離373フィート(約113.6メートル)、角度25度の完璧な一発だった。

 2018年にメジャー1年目を迎え、2度の右肘手術やコロナ禍による60試合の短縮シーズンがありながらも、7年目で到達した大台。試合後の取材でデーブ・ロバーツ監督も「(メジャーでは)6年を少し超えただけだし、負傷者リスト入りしている期間もあった。彼がメジャーでプレーしてからどれだけ短い時間かを考えると、こんなに早くやってのけるなんて、かなり素晴らしいことだ」と賛辞を惜しまなかった。

 大谷翔平の節目の記録は、日米だけでなく韓国メディアも大々的に特集した。「マイ・デイリー」は「どうしてこんなに早く達成できたの?」と題した記事を寄稿し、秋信守が16年かけて築いた記録更新に迫っていることに驚愕。また「OSEN」では「今シーズン中に秋信守の記録を更新するかもしれない。大谷はリーグ最高の打者」と賛辞を惜しまなかった。

 大谷は今季開幕前の時点で通算171本で、秋信守を今シーズンで超えるには47本塁打が必要だった。大谷の自己最多は2021年に放った46本。13日(同14日)の29号でシーズン48発ペースとしており、十分に射程圏内と言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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