2軍トップの2.68…虎23歳が「ついにきた」 球団1番乗り、6月8戦無失点で高まる期待
阪神のドラフト5位、石黒が初昇格
阪神は15日、ドラフト5位ルーキーの石黒佑弥投手を1軍登録した。今季ここまで2軍では28試合に登板し防御率2.13をマーク。SNSでは「これは楽しみ」と期待する声が寄せられている。
愛知・星城高からJR西日本を経て入団した右腕は、同年のドラフト組では昇格“1番乗り”となった。2軍では28試合に登板し2勝3敗、5セーブ、防御率2.13。中でも6月は8登板で防御率0.00と圧倒的な成績を収めた。
投球の多くを直球とカットボールが占める。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、20回以上を投げた投手で、守備から独立した投球で投手を評価する指標「FIP」はウエスタン・リーグで1位の「2.68」となっている。
チームは首位の巨人と15日の試合前の時点で1.5ゲーム差の4位。SNSでも「楽しみすぎる」「石黒くん、ついにきた」と快投を期待するコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。