ヤ軍右腕がブチギレ…怒りのパンチ炸裂　ベンチで大暴れに衝撃「同情するよ」

ヤンキースのトミー・ケインリーがベンチで大暴れ

【MLB】オリオールズ 6ー5 ヤンキース（日本時間15日・ボルティモア）

　ベンチ内で怒りをあらわにし、大暴れする異例の事態が発生した。ヤンキースのトミー・ケインリー投手が14日（日本時間15日）の敵地・オリオールズ戦で、同点の5回に2番手で登板。勝ち越し本塁打を許し、ベンチに戻るとクーラーボックスを殴り大暴れだ。その様子を見たファンからは、「笑ったり、笑顔よりはいい」「同情するよ」とコメントが集まった。

　2-2の同点で迎えた5回に登板したケインリーは、2死から4番のアンソニー・サンタンダー外野手にライトへ勝ち越しアーチを許した。チェンジとなりベンチに戻ると、グラブを右手に持ち替えて何度もクーラーボックスをボコボコに。ベンチ内の同僚も静かにその姿を見つめていた。

　右腕がベンチで大暴れしたのは初めてのことではない。2023年7月19日（同20日）のエンゼルス戦でもベンチ内で“破壊行為”を行っていた。リリーフ登板も、不運な当たりで失点を許したことに怒りが抑えられなかったのか、ベンチで帽子を投げつけ、倒れた扇風機を踏みつけて完全に破壊。その光景はファンに衝撃を与えた。

　34歳のケインリーは今季22試合に登板し0勝1敗、防御率2.95。現在ア・リーグ東地区の首位を争うオリオールズ戦での悔しさむき出しの姿には、「チームに足りない要素」「他の奴らに教えてやれ」「チーム内で唯一感情が見られた瞬間」とのコメントもあった。