出遅れた“坂本2世”を「1軍で見たい」 覚醒気配の巨人22歳…期待高まる「.320」
昨年は1年間1軍に帯同…巨人・中山は2軍で打率.320をマーク
巨人の4年目・中山礼都内野手が2軍で奮闘している。14日時点で打率.320をマークしており、昨年は78試合に出場した22歳にファンも期待。「そろそろ花咲かせてほしい」「1軍に定着して」と声をあげている。
中京大中京高から2020年ドラフト3位で入団し、2年目の2022年から1軍出場機会を掴んだ。同年は50試合に出場。昨年は1年間1軍に帯同し、78試合で打率.239をマークした。坂本勇人内野手の後継者として期待が掛けられていた。
しかし、4年目の今季は開幕1軍を逃し、4月9日に登録も5月7日に抹消。6月7日に再昇格したが、同13日に再び抹消となった。ここまでの1軍成績は12試合で打率.071(14打数1安打)と厳しい状況になっている。
それでも2軍で懸命にアピールを続けている。故障から今月11日に実戦復帰し、13日の楽天戦で2安打2打点を記録した。ここまでの2軍成績は41試合で打率.320(128打数41安打)、2本塁打、OPS.849となっている。
SNSには「そろそろ花咲かせてほしい」「1軍で見たい」「出てきてほしい選手」「期待しています」「東京ドームで見たいです」とコメントが寄せられている。巨人の二遊間は、二塁は吉川尚輝が盤石で、遊撃は門脇誠、泉口友汰が争う中、ユーティリティのココ・モンテスが加わった。厳しい競争の中に割って入れるか、注目だ。
(Full-Count編集部)