打者・大谷翔平でも「何とかなるよ」 通算6打数5奪三振…ドクターKが語る攻略法
Wソックス・クロシェットはド軍へトレードの噂「クールなことだ」
ドジャース・大谷翔平投手を完璧に封じ込めたのがホワイトソックスのギャレット・クロシェット投手だ。15日(日本時間16日)にレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたオールスター戦の前日会見では、大谷封じの“秘策”を明かしてくれた。
クロシェットが大谷と今シーズン中に対戦したのは6月24日(同25日)の本拠地戦。空振り三振、遊ゴロ、見逃し三振と完璧に抑えた。公式戦では通算5打数無安打4三振。今年オープン戦でも見逃し三振を奪っている。ズバリ抑えるコツはあるのか。
「オオタニに対してはカウントを先行することだ。そしてAゲーム(最高のパフォーマンス)でないといけない。自分が打ち取る時もあれば、打たれる時もある。強い信念を持って、いい投球をすれば、何とかなるよ」
6月のドジャース戦では6回途中5安打無失点、6奪三振に抑えた。「常に先手をとって、ストライクを投げることだ。なぜなら、いい打者と対戦しても、そうすれば成功する可能性が一番高いからだ。カウント0-1と1-0では大きな違いがある」と力説した。
ここまでメジャートップの150奪三振。7月末のトレード期限までにドジャースへトレード移籍する噂がある。「クールなことだ。でも、マウンドに上がる時に唯一考えることはホワイトソックスのために投げるということだ」と話すにとどめた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)