DeNAオースティン、顔面から出血 守備で途中交代…球宴でまさかの事態に場内騒然

顔面に打球が直撃したDeNAのタイラー・オースティン【写真提供:産経新聞社】
顔面に打球が直撃したDeNAのタイラー・オースティン【写真提供:産経新聞社】

球宴第2戦は5回に2ランを放つも…

■パ・リーグ 16ー10 セ・リーグ(24日・神宮)

 神宮球場で24日に行われた「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦、DeNAのタイラー・オースティン内野手が9回の守備中に途中交代した。代わって広島の小園海斗内野手が一塁守備に就いた。

 15-9でパ・リーグ6点リードで迎えた9回、楽天・辰己涼介外野手が一塁線へ痛烈な打球を飛ばすと、ワンバウンドしたボールが一塁のオースティンの顔面に直撃した。オースティンは苦悶の表情を浮かべながらうずくまり、その後ベンチへ退いた。

 オースティンはこの日の5回に代打で出場。アンドレス・マチャド投手から豪快な2ランを放ち、7回にも左前打の2打数2安打を記録していた。

 2020年からDeNAに加入。来日1年目に65試合ながら20本塁打、翌2021年は107試合で28本塁打、OPS1.006の好成績を残していた。しかし毎年故障に悩まされ、近年は出場試合数が激減。外野手登録から内野手に変更した今季も、4月に右太腿裏肉離れで離脱することもあった。それでも6月は打率.346、5本塁打、OPS1.031の成績で、3年ぶりの3度目の月間MVPを受賞していた。

 試合はパ・リーグが16-10でセ・リーグに勝利。両軍6本塁打が飛び交う乱打戦を制した。MVPには6打数5安打2打点の活躍を見せたロッテ・佐藤都志也捕手が選ばれている。

(Full-Count編集部)

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