大谷翔平、首位打者イエリッチに1厘差 73打点で2位浮上…12年ぶり3冠王へ猛追
5打数2安打3打点、後半戦初のマルチ安打
【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、後半戦初のマルチ安打をマークした。4回に右翼線2点二塁打を放ち、8回に中前適時打。5打数2安打3打点で打率.314。打点王争いでは73打点に伸ばし、リーグ2位に浮上した。
価値ある一打は1点リードの4回2死一、三塁だった。剛腕ヒックスの内角スライダーを右翼線へ。一塁走者・ビジオも生還する2点二塁打となった。8回2死一、三塁では右腕ロドリゲスから中前適時打。この日の3打点で、2試合打点なしのフィリーズ・ボームを追い抜き、試合のなかったリーグトップのブレーブス・オズナとは6点差となった。
首位打者のブルワーズ・イエリッチは23日(同24日)の敵地・カブス戦で1打数無安打2四球。8回に代打・ホスキンスを送られて途中交代し、3試合連続無安打となった。打率.326で前半戦を折り返したが、打率.315に急降下。大谷とは1厘差となった。
リーグ最多の30本塁打はリーグ2位のオズナと2本差のまま。2012年ミゲル・カブレラ以来12年ぶりの3冠王へ好位置につけている。なお、78得点、長打率.631、OPS1.030はいずれもリーグトップだ。