大谷翔平は「最初からド軍の一員になるべきだった」 レジェンドOBが“熱弁”するワケ
メジャー通算204勝のハーシュハイザー氏「1人でチームを背負う必要がない」
【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数2安打3打点の活躍を披露した。チームは5-2で勝利し、後半戦5連勝スタート。大谷の活躍が白星を呼んだ。
ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」にて実況を務めるジョー・デービス氏は「100試合あまり彼を見てきて一番気に入っている点は?」と試合中に尋ねた。すると、解説を務めるメジャー通算204勝右腕のオーレル・ハーシュハイザー氏は即答した。
「彼のスイングを見ていて、(移籍後)1本目を打たなければならないと思っているのが感じ取れたが、その1本目が出てからは今のパワーヒッターに変身した。(ドジャースでは)彼は1人でチームを背負う必要がない。才能ある選手が周りに多いので、ストライクゾーンを広げる必要がない。最初からドジャースの一員になるべきだったね。ハッハッハ」
ハーシュハイザー氏はMLB生活18年間のうちデビューから11シーズンと現役最終年2000年の計12シーズンでドジャースの一員だった。通算204勝をマークし、1988年にはサイ・ヤング賞にも選出された。1988年のワールドシリーズで3勝0敗、32奪三振、防御率1.07の数字を残し、ワールドシリーズMVPに選出された右腕。“渡米即”のドジャース加入論も、冗談ではなさそうな様子だった。
(Full-Count編集部)