大谷翔平から「違う音がします」 爆速184キロ適時打、LA実況が明かす同僚エピソード
スポーツネットLAの実況デービス氏「誰もがあの音の話をします」
【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間24日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、後半戦初のマルチ安打をマークした。5打数2安打3打点で打率.314。地元放送局スポーツネットLAなど地元メディアは大谷の打球音に注目した。
ダメ押しの一打は3点リードの8回2死一、三塁だった。右腕ロドリゲスの99.2マイル(約159.6キロ)を強振し、中前へ打ち返した。バックネット裏にある地元放送局スポーツネットLAの放送席に届く打球音。実況ジョー・デービス氏は「誰もがあの音の話をします。ライナー性の単打でも、違う音がします」と切り出し、大谷と2者連続本塁打を放ったオースティン・バーンズ捕手のエピソードを紹介した。
「バーンズは先日、自分のHRの後、ダグアウトに戻って(大谷HRの)音を聞いて『おっと、僕のはもうHRでもなんでもないな』と思ったそうです」
米放送局FOXスポーツは打球速度に注目。「オオタニが114.2マイル(約183.7キロ)のタイムリー単打でダメ押し。今日3打点目」と公式Xで伝えた。大谷のタイムリーを映像で伝えたMLB公式Xにはファンから「この音!」「まるでゴルフの練習場にいるようだ」「美しい。このスイングには感じるものがある」「球威もすごいが打ち返すスピードもエグい」「火が出そうな打球っすな」などとコメントされている。