ド軍から電話→半日で合流&スタメン 34歳ベテランの気概「球界でよくあること」
ゴールドグラブ賞2度のアーメド「ただ野球をプレーすることだ」
【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間25日・ロサンゼルス)
ドジャース入りしたニック・アーメド内野手は24日(日本時間25日)、本拠地・ジャイアンツ戦前にチームに合流した。遊撃の位置でノックを受け、「昨晩、電話がかかってきた。優勝争いがしたい」と意気込みを語った。「9番・遊撃」で即スタメン出場する。
34歳のアーメドは2014年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。2018、2019年と2年連続でゴールドグラブ賞(遊撃手部門)を受賞した。今季からジャイアンツでプレーし、52試合出場して打率.232、1本塁打、15打点。ドジャースと同地区のライバルでキャリアを積み、「契約合意は早かった。長い間、対戦してきたから(契約を結ぶことに)疑いは全くなかった。ただ野球をプレーすることだ。それ以上もそれ以下もない」と話した。
ドジャースからの電話から半日ほどでチームへ合流した。「家があるアリゾナで準備をしていた。複数のチームから電話をもらったけど、昨晩まで形の見えるものではなかった。新しい人と出会うことや(新しい)環境に慣れることは野球界でよくあることだ。試合が始まったら、全てがいつも通りになるよ。今晩プレーできることや勝利に貢献できることに興奮しているよ」。ドタバタのドジャース入りとなったが、ベテランらしい受け答えを見せていた。
(Full-Count編集部)