498億円男がブチギレ「赤ちゃんみたい」 また乱調…止まらぬ悪夢に米呆れ「支払いすぎだ」
コールは今季7先発して3勝1敗、防御率5.40
【MLB】メッツ 12ー3 ヤンキース(日本時間25日・ニューヨーク)
待望のエース復帰のはずが暗雲が立ち込めている。ヤンキースのゲリット・コール投手は24日(日本時間25日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたメッツ戦に先発するも、5回2/3を投げて8安打3本塁打、6失点の炎上。今季は7先発で防御率5.40と奮わず、米ファンからは「支払いすぎだ」「彼はどうやってサイ・ヤング賞を手にしたんだ?」などと批判の声が上がっている。
今季2度目のメッツ戦に先発。6月25日(同26日)の敵地で行われた一戦は4回7安打6失点、4本のアーチを浴びた。雪辱を果たしたいマウンドだったが、3回にソロを被弾し、4回はピート・アロンソ内野手に逆転2ランを喫した。6回途中に6点目を許したところで降板。本拠地はエースにブーイングを浴びせた。
ベンチに戻ったコールも怒り心頭。米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ゲリット・コール。嬉しくないみたいだ」と題し、33歳右腕がベンチの手すりをバンバンと叩く映像を公開すると、米各メディアでも拡散。この様子を見たファンからは「コールには支払いすぎだ」「呆れちゃうね……」「駄々をこねる赤ちゃんみたい」「全く抑えられない」と呆れかえるコメントが寄せられた。
コールは2019年オフにヤンキースと当時FA投手最高額となる9年総額3億2400万ドル(約498億円)で契約を結んだ。絶対的エースとして君臨し、2021年には最多勝、2022年は奪三振王に輝き、昨年は最優秀防御率に加えて悲願のサイ・ヤング賞を受賞した。しかし今季は右肘違和感の影響で出遅れ。復帰を待ち望まれたものの、本調子とはいかずチームもやや足踏み。コールもファンもフラストレーションを溜める結果になっている。