元西武右腕、わずか8日で“事実上の戦力外” 防御率0.00でも…厳しい現実

カブスをDFAとなったヘスス・ティノコ【写真:Getty Images】
カブスをDFAとなったヘスス・ティノコ【写真:Getty Images】

ティノコは昨季西武で38試合に登板して防御率2.83、1年限りで退団

 昨年西武でプレーし、今季からメジャーに復帰していたヘスス・ティノコ投手が27日(日本時間28日)、カブスをDFA(事実上の戦力外)となった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、トレードで獲得したネイト・ピアーソンに代わり、メジャー出場前提となる40人枠から外す措置を取ったことを伝えた。右腕のメジャー滞在はわずか8日に終わった。

 ティノコはカブスで2試合に登板し、計4イニングを投げて無失点だった。シーズン序盤に所属していたレンジャーズでは9試合に登板し計10イニングを投げ、防御率8.10だったが、同サイトは「素晴らしい立ち直りをみせた」と評した。

 レンジャーズは6月16日(同17日)にティノコをDFAし、レンジャーズ傘下に所属したのち、25日(同26日)ロイヤルズとマイナー契約。7月16日(同17日)にカブスへトレードされていた。今後はウェーバーを通過したあと、カブスの3Aで投げることを拒否し、FAを選択することができる。

 昨季は西武に所属し、38試合に登板して0勝3敗8ホールド、防御率2.83の成績。オフに自由契約選手となり、わずか1年での退団となった。29歳は今後、どのような道を進むのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY