8勝左腕を“戦力外”して契約…ド軍25歳は「格が違う」 元二刀流の剛腕が「えげつない」
リバー・ライアンがアストロズ戦でメジャー初勝利を挙げた
【MLB】ドジャース 6ー2 アストロズ(日本時間29日・ヒューストン)
ドジャースのリバー・ライアン投手が28日(日本時間29日)、敵地・アストロズ戦に先発登板し6回途中1失点でメジャー初勝利を挙げた。ここまで2登板ながら防御率は0.82。球団プロスペクトランキング4位の実力を発揮している。
メジャー2度目の登板となったこの日、初回先頭から2者連続四球を出し無死一、二塁のピンチを招いたが、アルバレスを左飛、ディアスを併殺に打ち取った。その後は5回にシングルトンに二塁打を浴びるまで無安打投球。6回に先頭のアルトゥーべに二塁打を許し、2死を奪ったところで交代した。続くべシアがディアスに被弾し1点を失ったが、堂々の投球で初勝利となった。
大学時代は二刀流として活躍、2021年にドラフト11巡目(全体340位)でパドレス入りすると、当初は野手としてプレーしていた。ドジャースにトレード加入してから投手に変更。最速99マイル(約159.3キロ)の速球を武器に、2024年開幕前にMLB公式が発表したプロスペクトランキングで球団4位に輝いた。
22日(同23日)、ドジャースはライアンとメジャー契約を結ぶために、同日時点でチーム2位となる8勝をマークしていたジェームズ・パクストン投手をメジャー40人枠から外す措置(DFA)をとった。この快投にファンも「えげつない」「怪我さえなければエースになる」「ちょっと格が違うでしょ」とコメント。先発投手陣に負傷者が続出中のチーム状況で、右腕への期待が高まっている。
(Full-Count編集部)