23歳育成4位は「期待の星」 “魔球”で君臨の2.5、期限まで残り1日…「吉報を待つ」

DeNA・庄司陽斗【写真:町田利衣】
DeNA・庄司陽斗【写真:町田利衣】

DeNAの庄司が2軍で防御率2.83

 DeNAの育成ドラフト4位・庄司陽斗投手が2軍で奮闘している。ここまで13試合に登板し、63回2/3を投げて防御率2.83の成績にファンは「支配下登録しておいたらどうだ」などと期待を寄せている。

 庄司はここまで2軍で13試合に登板。先発は11試合で63回2/3を投げ、防御率2.83と安定した投球内容。直近は27日の巨人戦に救援登板し、2回を無失点に抑えている。

 青森大3年時に左肘靭帯損傷を負い、ほぼ1年間を棒に振った。それでも4年秋には北東北大学野球1部リーグで4勝1敗、防御率1.53の好成績でベストナインを獲得。大学通算で79回2/3を投げ93三振を奪っており、奪三振率は10.51を誇る。

 大学時代もプロでも庄司の投球を支えるのはチェンジアップだ。宮城・聖和学園時代に独学で投げ始めた“魔球”で、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、投球でチェンジアップを占める割合は「23.2%」と高い。

 直球に似た軌道から大きく変化。チェンジアップによる失点増減を示す指標「wCH」は2.5。これは60回以上投げている投手のなかではトップとなっている。DeNAの支配下登録選手は69人。今月31日の登録期限に向けて、ファンも残り1枠に注目。SNS上には「いかがでしょうか」「吉報を待つ」「期待している」「期待の星」といったコメントが並んでいた。

(Full-Count編集部)

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