育成から「エース爆誕」 3冠王をK斬り…21歳の“宝刀”が「めちゃくちゃいい球」

中日・松木平優太【写真:小林靖】
中日・松木平優太【写真:小林靖】

プロ4年目の松木平がデビュー2戦目で待望の初勝利

■中日 1ー0 ヤクルト(31日・バンテリンドーム)

 中日の松木平優太投手が、7月31日にバンテリンドームで行われたヤクルト戦でプロ4年目初勝利を挙げた。6回81球を投げ4安打無失点4奪三振。村上宗隆内野手を宝刀チェンジアップで空振り三振に斬り、ファンも「物凄くチェンジアップが効いてた」「めちゃくちゃいいボール投げてる」と称賛だ。

 2020年育成ドラフト3位で精華高から入団した21歳右腕は、今季2軍でアピールして7月に念願の支配下契約となった。同10日のDeNA戦でデビューすると、7回3失点ながら負け投手に。そしてこの日、ついに白星を手にした。

 武器であるチェンジアップはこの日も冴えた。1-0の6回1死からは、日本選手最多56本塁打の記録を持ち、最年少3冠王にも輝いたことのある村上に対し、130キロのスライダーにバットを振らせて三振。主砲から2三振を奪って波に乗った。

「DAZN」公式X(旧ツイッター)が映像を公開。SNS上では「松木平の伝家の宝刀、最強チェンジアップ」「これからドラゴンズの柱に絶対なる!」「若きダブルエースの爆誕を予感」「松木平とかいう逸材」「育成から這い上がった」「育成からよく頑張ったね」とねぎらう声が多く寄せられ、現在5位と低迷するチームの光となった。

【実際の映像】「めちゃくちゃいい球」「宝刀、最強」 育成出身からエースへ…逸材21歳の“3冠王斬り”

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