21歳プロ初勝利の裏で…侍右腕が涙「あかんわ」 裏側が反響「もらい泣きしちゃう」
松木平のプロ初勝利を高卒同期の高橋宏が祝福
■中日 1ー0 ヤクルト(7月31日・バンテリンドーム)
中日の松木平優太投手が、7月31日にバンテリンドームで行われたヤクルト戦に先発して、6回4安打無失点と好投。育成出身の21歳がプロ4年目でうれしい初勝利を挙げた。これを自分のことのように喜んだのが、同期の高橋宏斗投手だ。ベンチ裏で激しいガッツポーズを見せ、満面の笑みで歓喜のハグ。「高橋宏斗投手って、本当に本当に本当にいい人ですね。2人の友情、ジーンときます」「やっぱり同期入団ってのは特別なんだなぁ」と反響を呼んでいる。
球団公式YouTubeが、歓喜の裏側を公開。前日30日に8勝目を挙げこの日はベンチ入りメンバーを外れていた高橋宏だが、松木平の勝利を見届けるとベンチ裏のハイタッチに加わり喜びを隠せない様子。「すごいよお前はー!」と抱きつき、ヒーローインタビューも見守っていた。カメラが向くと、さっと後ろに下がり、松木平を立てる場面もあった。
お立ち台で涙を流す松木平を見つめる高橋宏の目はしだいにウルウル。「あかんわ」と恥ずかしそうにその場を立ち去った。松木平は「宏斗の存在って本当に僕にとってデカいので、本当にいい存在です」と話している。
ファンは「号泣ものすぎる」「松木平と宏斗の関係性にも涙出る」「自分が映らないように一歩下がるところ。このような心遣い素敵だと思います!」「松木平も宏斗も好青年だな。こういうのオッサンは泣いてまうわ」「松木平くんと宏斗の人の良さがめっちゃ伝わってきました!」などと反応。2020年ドラフト1位の高橋宏と同年育成ドラフト3位の松木平。同期の深い絆が感動を呼んだ。