トラウト「希望は消えた」 左膝の半月板損傷で今季絶望、悲痛な胸中「ショックで悲しい」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

「非常にショックで悲しい気持ちだ。今シーズン中に復帰するという希望は消えた」

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は1日(日本時間2日)、自身のX(旧ツイッター)を更新し、無念の思いを打ち明けた。左膝の半月板損傷のため今季中の復帰が絶望的に。「非常にショックで悲しい気持ちだ。今シーズン中に復帰するという希望は消えた」と悲痛な胸の内を綴った。

 トラウトは4月29日(同30日)の本拠地・フィリーズ戦で痛め、5月3日(同4日)に左膝半月板の修復手術を受けた。7月23日(同24日)のマイナーでのリハビリ中に左膝を痛めた。トラウトは自身のXに全ての経緯を綴った。

「5月3日(日本時間4日)に半月板を修復するために最初の手術を行ったが、リハビリは想定したより長く困難なものであった。数か月間必死にハードワークをした。昨日、MRI検査の結果を知ったとき、半月板の損傷が見つかり、手術を再び行うことを知った。非常にショックで悲しい気持ちだ。今シーズン中に復帰するという希望は消えた」

 今季29試合出場して打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁だった。ここ数年は怪我に悩まされ、2021年は右ふくらはぎの張りで36試合出場、昨季は左手首骨折で82試合出場に終わっている。

「プレーして競争することは私の人生で大事なことだ。これはファンの皆さんが感じるくらい、胸が張り裂けるようなことで、フラストレーションが溜まることでもある。私が失望させてしまった可能性があることは理解している。しかし、復帰するために何でもする。そして、さらに強くなって復帰する。だから、私を信じてほしい」

「チームを前進させられるように、後半戦もベンチから引き続きチームやチームメートを助ける。サポートをありがとう」

 2019年からの12年4億2650万円(当時472億円)の大型契約は2030年まで残っている。不退転の決意で2025年シーズンへ挑むこととなる。

(Full-Count編集部)

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