佐藤輝明は「本物スター」 同僚も呆然、甲子園騒然の“神速弾”「え、誰も動いてないやん」
阪神甲子園球場100周年記念式典が1日から行われた
■阪神 9ー2 巨人(1日・甲子園)
阪神・佐藤輝明内野手の豪快な一発が反響を呼んでいる。8回に右翼ポール際へ放った本塁打は瞬く間にスタンドへ着弾。相手守備陣が“一歩”も動かない衝撃アーチに「え、誰も動いてないやん」「完璧な当たりだ」「テルに甲子園は狭すぎた」などとファンも度肝を抜かれている。
「阪神甲子園球場100周年記念式典」と銘打たれたこの日、「4番・三塁」で先発出場。第3打席から連続安打で迎えた第5打席、8-2の8回に船迫大雅投手の甘く入ったカットボールを捉えると、打球は約4秒後に右翼スタンドへ飛び込む“神速弾”となった。今季6号に本拠地も大熱狂。中継ではベンチの阪神ナインも捉えられおり、この日先発したジェレミー・ビーズリー投手も完璧すぎる一発に口をあんぐりさせていた。
佐藤輝の高速アーチを見たファンも驚きを隠せないようで「バケモン」「テルに甲子園は狭すぎた」「令和のミスタータイガースはテルだよね」「節目で放つ佐藤輝明こそ本物のスター」などとの声があった。
今季は開幕から不振にあえぎ、5月15日に出場選手登録から抹消となった。2軍での調整を経て6月7日に1軍へ復帰すると、6月は打率.291、7月も打率.302と調子を上げている。昨年までデビューから3年連続20本塁打を放った虎の大砲。ここから復調して“大台”をまたクリアできるだろうか。