13歳少女の“剛球”に騒然 半袖ショートパンツで衝撃の一投…米放送局「なかなか速い」

イジー・ディーターさんが始球式を行った(画像はイメージ)
イジー・ディーターさんが始球式を行った(画像はイメージ)

13歳のディーターさんがエンゼルス-メッツ戦で始球式を務めた

【MLB】エンゼルス 5ー4 メッツ(日本時間4日・アナハイム)

 長身少女の剛球に、スタンドもどよめいた。3日(日本時間4日)にアナハイムで行われたエンゼルス-メッツの試合前に、イジー・ディーターさんが始球式を行った。13歳のディーターさんは半袖にショートパンツ姿でマウンドに上がると、力強い1球を投じた。

 ディーターさんは4月に行われたトレイル・ブレイザーシリーズに参加し、見事MVPを獲得するほどの実力者でもある。トレイルブレイザー・シリーズとは、2017年にUSAベースボールとメジャーリーグ・ベースボールが、野球の真髄である“先駆者”を称え「ジャッキー・ロビンソン・デー」を記念して立ち上げた新しい女子野球トーナメントのこと。MVPを獲得する“上級者”のディーターさんが、マウンドから思い切ってボールを投げた。

 地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」では始球式の様子を映像で公開。同局で番組司会を務めるケント・フレンチ氏は「おー、ワォ。なかなか速い球でしたね」と絶賛すると、解説のティム・サーモン氏も「なんてこった。彼女は(マウンドがある)ずっと後ろにまで行ってますよ。6.6フィート(約18.44メートル)です。なかなか速い球でしたね。とてもすごいじゃないか」と感心するしかなかった。

 スタンドもどよめくほど、将来性抜群の13歳が投じた1球には、明るい未来が詰まっていた。

【実際の様子】13歳少女が半袖ショートパンツでマウンドへ 投じた剛球に場内騒然

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