Wソックスが泥沼20連敗 36年ぶりの屈辱、後半戦0勝…“内部崩壊”で最低勝率更新も

2回途中8失点を喫して敗戦投手になったWソックスのクリス・フレクセン【写真:Getty Images】
2回途中8失点を喫して敗戦投手になったWソックスのクリス・フレクセン【写真:Getty Images】

ツインズ戦に敗れる…後半戦全敗

【MLB】ツインズ 13ー7 Wソックス(日本時間5日・ミネソタ)

 ホワイトソックスは4日(日本時間5日)、敵地でのツインズ戦に7-13で敗れて20連敗となった。7月10日(同11日)のダブルヘッダー1試合目を最後に勝てておらず、球団記録をさらに更新した。

 先発したクリス・フレクセン投手は1回2/3を8失点(自責6)という厳しい内容。7回までに5点を返すも、またも5点を失い、2桁安打を放ったが勝利とはならなかった。

 20世紀以降の連敗記録は、1961年フィリーズの23連敗がワーストで、20連敗は開幕21連敗を喫した1988年のオリオールズ以来36年ぶりとなった。

 イリノイ州のポッドキャスト番組「670 The Score」によると、ペドロ・グリフォル監督はオールスター後、選手に対して「球界最悪のチームかもしれない。もし、(歴代)最低勝率で(シーズンが終了して)最低のチームになれば、お前らはその一員として覚えられる。お前たち選手が、球界最低のチームにした責任を負うんだ」と発言。モチベーションを上げるための言葉だったそうだが、逆に反発する選手も出たといい、同番組では「間違いなく崩壊しています」と指摘されている。

 これで114試合を消化して27勝87敗となり、借金は60で勝率は.237。2リーグ制以降の年間最低勝率である1916年のアスレチックスの.235を下回る可能性もある。敗戦数では1962年に120敗したメッツが歴代ワーストだが、今年のホワイトソックスは124敗ペースとなっている。

(Full-Count編集部)

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