“元3冠王”の覚醒に竜党嘆き「なんで出した」 中日でゼロ→今季だけで10発「開眼したな」
日本ハムの郡司裕也がハム2年目で覚醒している
■ソフトバンク 3ー2 日本ハム(4日・みずほPayPayドーム)
昨年6月に中日からトレードで日本ハムに加入した郡司裕也捕手が存在感を示している。ここまで主に「3番・三塁」で出場し続け、打率.266、10本塁打、42打点と活躍。オールスターにも出場するなど新天地での覚醒にファンは「開眼したな」「欠かせない選手」などと絶大な信頼を寄せている。
郡司は慶大で東京六大学の3冠王に輝き、2019年ドラフト4位で中日に入団。プロ1年目は開幕1軍入りしたものの、30試合で打率.156と結果を残せず。翌2021年は9試合の出場ながら13打数6安打、打率.462、OPS1.072と印象的な活躍を見せたが、2022年は33試合で打率.190と再び低迷。2023年6月に1打数無安打という状況で、山本拓実投手とともに2対2のトレードで日本ハムへ移籍した。
移籍後はプロ初本塁打を放つなど55試合に出場し、打率.254、3本塁打で得点圏打率.353と奮闘。今季も捕手登録ながら主に三塁手として、ここまで88試合に出場。8月2日のソフトバンク戦では2桁本塁打となる10号を放つなど、ここまで打率.266、42打点。長打率.390、OPS.706と堂々の数字を残している。
球宴初出場も果たした4年目26歳にSNS上でファンは「本当に感謝している」「この先の希望」「頼りになります」「トレードで入団した選手の中で1番当たり」「20本いける」と歓喜。そのいっぽうで中日ファンからも「なんで出したんや…」「帰ってこい」といった“恨み節”も並んでいた。