エース候補が一転…大谷の元同僚が嵌った泥沼 マイナーで防御率6.79「本当に酷い」

エンゼルスのリード・デトマーズ【写真:Getty Images】
エンゼルスのリード・デトマーズ【写真:Getty Images】

2022年にノーノー…エ軍デトマーズは6月にマイナー降格も10登板で防御率6.79

 今季途中にマイナー降格したエンゼルスのリード・デトマーズ投手が“窮地”に陥っている。4日(日本時間5日)に行われた傘下3Aの試合に先発も、4回途中6失点で敗戦投手。ここまでの3Aでの成績は10登板で4勝5敗、防御率6.79になっている。8月19日(同20日)までにメジャー復帰できなければ、FAまでの期間が1年延びるといい、ファンは「うーん、彼は本当に酷いね」「あまり期待できないね」 「オフにトレードすべきだ。環境を変える必要があるのでは」と声をあげている。

 25歳左腕は2020年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルス入団。2022年にはノーヒットノーランを達成するなど7勝、昨年も4勝を挙げ、今季はエースとして期待されていた。しかし、今季は3勝6敗、防御率6.14で6月に傘下3Aに降格。その後も精彩を欠いた投球が続き、メジャー復帰を果たせないでいる。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「デトマーズは、今日の3Aでの登板で良い結果を出せば、メジャーに戻るチャンスがあった。8月19日までにメジャーに復帰できなければ、キャリアに長期的な影響が出る」と伝えた。

 同記者によると、8月19日までにメジャーに復帰してその後もメジャーに留まる場合、FAになるのは3年後。しかし、8月20日以降に復帰した場合は4年後になるという。また、9月10日までに復帰すれば、来季の年俸調停の対象になるという。

 足踏みが続く左腕に、ファンは反応。 「あと1回の先発で、メジャーに戻れることを願っている」「立ち直ることを願っている。彼には才能がある」「寂しいよ。早く解決できることを願ってる」「いくら何でもこれはマズい」とSNSにはコメントが並んだ。昨年まで大谷翔平投手と同僚だった25歳がはまった迷路。この2週間で復帰できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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