元広島ドラ1福井&元中日若松、今季限りで現役引退 BC福島が発表…31日ラスト登板
福井はBC福島でノーノー達成、若松は高卒3年目で10勝
プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの福島レッドホープスは6日、コーチ兼任の福井優也投手と若松駿太投手が今季限りで現役を引退すると発表した。31日のホーム最終戦で引退登板を迎える。
福井は愛媛・済美高から早大をへて2010年ドラフト1位で広島に入団。1年目の2011年に8勝を挙げた。2015年にはキャリア最多の9勝をマークするも、2017年以降は2年間でわずか1勝。2018年オフにトレードで楽天に移籍した。新天地で4シーズンプレーし、2022年限りで戦力外となった。NPB通算154登板で32勝41敗、防御率4.58。
2023年からBC福島に加入。その年の8月25日の新潟アルビレックスBC戦では、リーグ史上7人目となるノーヒットノーランを達成した。今季はコーチ兼任としてプレーし、ここまで18試合で4勝4敗、防御率6.15だった。
福岡・祐誠高から2012年ドラフト7位で中日に入団した若松は、3年目の2015年にブレーク。代名詞となったチェンジアップで他球団の一流打者を翻弄し、23試合で10勝4敗、防御率2.12をマークした。その年のオフの契約更改では推定年俸550万円から3600万円という555%アップの歴史的昇給率で話題を呼んだ。2016年はチームトップタイの7勝を挙げるも、2017年は1勝止まり。1軍登板のなかった2018年限りで戦力外通告を受けた。NPB通算56登板で18勝17敗、防御率3.40。
2019年から2年間はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレー。2021年からBC福島に移籍し、コーチ兼任としてマウンドを重ねてきた。今季ここまで19試合に登板し、3勝7敗、防御率4.33。95イニング2/3はリーグトップとなっている。
(Full-Count編集部)