元近鉄外野手、60歳で死去 MLB発表…コミッショナー「最も優しくて尊敬されている1人」

元近鉄のビリー・ビーン氏【写真:Getty Images】
元近鉄のビリー・ビーン氏【写真:Getty Images】

1992年に近鉄に所属したビリー・ビーン氏は急性骨髄性白血病と闘っていた

 元近鉄のビリー・ビーン氏が死去したと6日(日本時間7日)、MLB公式が伝えた。60歳だった。

 ビーン氏はタイガースでメジャーデビュー。ドジャースを経て1992年に来日して近鉄に所属。7試合に出場して打率.208、0本塁打、2打点で、シーズン途中に退団した。その後はパドレスでメジャー復帰し、1995年限りで現役を引退した。

 MLB公式は「私たちの友人であり、同僚である、MLBコミッショナー特別補佐兼MLBダイバーシティー(多様性)部門の副主任を務めていたビリー・ビーン氏が亡くなり、深い悲しみに包まれています。長らく急性骨髄性白血病と闘ってきたビリーは60歳でした」と報告。

 ロブ・マンフレッドコミッショナーのコメントとして「私が知っている中で最も優しくて、尊敬されている人の1人だ。そして、フィールド内外で野球界の発展に尽力した」と発表した。

 また「この10年間、ビリーはMLB(コミッショナー・オフィス)、そして30球団と情熱的かつ精力的に活動されてきました。選手への教育、多様性、そして球界全体が平等に進むよう促進されてきました」と活動をねぎらった。

(Full-Count編集部)

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