中日21歳は「歴代最高狙える」 12球団トップの“0.54”だけじゃない…いまだゼロの衝撃
中日高橋宏が今季9勝目、規定投球回に到達して防御率など“4冠”
■中日 6ー2 DeNA(6日・岐阜)
中日の高橋宏斗投手が、6日に岐阜で行われたDeNA戦に先発し、7回6安打1失点8奪三振で今季9勝目を挙げた。これで規定投球回に到達し、防御率0.54は12球団トップ。ほかにも勝率.900、奪三振率8.73、WHIP0.85も全てリーグトップで、100投球回でいまだ被本塁打ゼロと衝撃的な数字が並ぶ。
高橋宏は初回こそ1死二、三塁からオースティンの右犠飛で先制を許したが、直後に味方が逆転すると本領を発揮。2回以降は毎回三振を奪い、DeNA打線を寄せ付けなかった。7回、先頭の度会に対しては糸を引くような直球で見逃し三振としたが、度会は全く反応することができず天を仰ぐほどだった。
プロ4年目を迎えた今季、すさまじい安定感を見せる。「DAZN」公式X(旧ツイッター)が映像を公開すると「マジで日本一のピッチャーや」「宏斗、マジでやばすぎる。もはや球界のエースやないか」「昭和でもこんな防御率見たことねぇぞ!」「防御率に限って言えば【歴代最高】狙える」「もはや宏斗は神」「当たったチームはドンマイとしか言えない」とファンが大絶賛だった。
シーズン防御率の歴代最高記録は、1943年藤本英雄(巨人)の0.73。21歳右腕はどんな数字を残すのだろうか。