大谷翔平に迫る“494億円男”の衝撃「7.2」 米ファン注目「ナ・リーグ最高の選手」
打率.253、22本塁打のリンドーアが大谷翔平にfWARで肉薄
ドジャース・大谷翔平投手のMVPに“待った”をかける存在が浮上してきた。米データ分析会社「コーディファイ・ベースボール」が6日(日本時間7日)、「過去365日の最も高いfWAR」と題して自社X(旧ツイッター)を更新。大谷は全体6位で、5位にメッツのフランシスコ・リンドーア内野手がランクインした。投稿を見た米ファンからは「リンドーアがナ・リーグMVP」との声があがった。
fWARとは米データ会社「ファングラフス」が算出した勝利貢献度WARのこと。同社の投稿によると、直近1年でメジャートップはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の9.9、2位がロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手で9.8となり、5位に7.2のリンドーア、6位に大谷が入った。
大谷の成績にはエンゼルス在籍時や、故障で出場できなかった時期が含まれているとはいえ、今季の成績を比較しても大谷が5日(同6日)時点でリーグ1位の打率.309、34本塁打、81打点をマークしている一方で、リンドーアは112試合で打率.253、22本塁打、64打点と打撃成績では差がある。それでも、リンドーアはショートで好守を連発してその差を埋め、今季のfWARでも大谷がリーグ1位の5.9、リンドーアが5.3で3位と肉薄している。
この投稿を見た米ファンは「フランシスコ・リンドーアがここ1年間ではナ・リーグ最高の選手だ」「ナ・リーグMVPはリンドーア」「OMG」と驚きと称賛を送っている。果たして最後に栄誉を手にするのは、大谷かリンドーアかそれとも……。シーズン最後まで目が離せない。
(Full-Count編集部)