ド軍スミスは「4番に向いてない」 地元記者指摘、チーム停滞の原因か…「打率.073&0打点」

ドジャースのウィル・スミス【写真:Getty Images】
ドジャースのウィル・スミス【写真:Getty Images】

今季は2度目の球宴に選出も…7月22日以降は打率.073、0打点

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間7日・ロサンゼルス)

 苦しむ主力に厳しい目が向けられている。ドジャースのウィル・スミス捕手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたフィリーズ戦に「4番・捕手」で先発出場。しかし第1、第2打席と凡退し、今季成績を打率.248、OPS.763となった。直近は全く結果を残せず、地元記者は「4番に向いてない」と指摘している。

 スミスは2016年ドラフト1巡目(全体32位)指名でドジャースに入団。2019年にデビューすると、大型捕手としてすぐさま台頭。今年のシーズン開幕前に10年1億4000万ドル(約202億円)で契約延長した。期待に応えるように3・4月は打率.362、OPS.946と見事な滑り出しを見せたが、一転してバットは湿っていく。

 5月から前半戦終了までは52試合で打率.225。オールスター以降はさらに調子を落とし、この日のフィリーズ戦の4回に凡退すると、地元「LAタイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者は「ウィル・スミスは4回先頭で三振を喫した。彼は7月22日以降の10試合で打点ゼロの打率.073(41打数3安打)。4番には向いていない」と辛辣な形でX(旧ツイッター)に投稿した。

 ドジャースはオフに大谷翔平投手や山本由伸投手らを大型補強し、今季は独走が期待されていたが、5日の試合を終えて66勝47敗、地区2位に5ゲーム差と突出した成績は残せていない。故障者続出の原因もあるとはいえ、主軸として期待されているスミスの失速も一足かっていると見られているようだ。

(Full-Count編集部)

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