ド軍に暗雲…剛腕グラテロルが緊急降板に涙 復帰登板で負傷、両脇抱えられ退場

負傷降板したドジャースのブルスター・グラテロル(左)【写真:Getty Images】
負傷降板したドジャースのブルスター・グラテロル(左)【写真:Getty Images】

6日にILから復帰…初登板もわずか12球で右太ももを抑え降板

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースのブルスダー・グラテロル投手が6日(日本時間7日)、本拠地・フィリーズ戦で3番手で今季初登板を果たしたが、右太ももを抑え、緊急降板した。E・ヘルナンデスらに両脇を抱えられ、涙を流しベンチへ。その後球団が「右太腿裏の張り」と発表した。

 グラテロルは6回に3番手で登板。ハーパーを三飛、ボームに右前打を浴び、リアルミュートとの対戦で右太ももを抑え苦悶の表情。そのまま立ち上がれず、わずか8球で降板。最後は涙を流しながらベンチに下がり、ドジャースナインも心配そうに見つめた。

 25歳の右腕は昨季は68試合登板で4勝2敗7セーブ、防御率1.20の好成績をマーク。今季は開幕前に右肩の違和感で負傷者リスト(IL)入り。そのまま60日ILに移行され、5日(同6日)に復帰し、この日が昨年9月29日(同30日)以来312日ぶりのメジャー登板だった。

 代わってハニーウェルが緊急登板。しかし、リアルミュートを四球で歩かせ、カステヤノスに適時打を浴びた。ヘイズを三振に奪ったが、マーシュに四球を与え、ソーサにも2点適時打。3失点を与え、点差は4に広がった。

【実際の様子】復帰登板でいきなり負傷 グラテロルの目には涙、場内悲鳴

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