背水の広島7年目ドラ1を「1軍で使って」 .490&.811の無双に「絶対に手放すな」
広島の中村奨成がファームで好成績を残している
広島・中村奨成外野手が6日にほっともっと神戸で行われたウエスタン・リーグ、オリックス戦に「4番・左翼」で出場すると2打席連続本塁打を放つなど、4打数2安打4打点と大暴れ。8本塁打はリーグ2位、30打点もトップに2点差と好成績を残しており、ファンも「無双しとる」「1軍でもいける」などと期待を寄せている。
1-3の3回無死一、三塁から、育成右腕の中田惟斗投手から左越えの7号逆転3ラン。4-4の5回2死には、左腕の東松快征投手から左中間席へ豪快に運ぶ勝ち越し8号ソロ。いずれも貴重な場面での一発で、勝負強さを発揮した。
中村奨は開幕直後の3月31日に1軍に昇格するも4月8日に抹消。7月4日に再び1軍に登録されたが、同21日に抹消となっていた。1軍では12打数1安打、打率.083と苦しんでいたが、2軍では無双が続く。8本塁打はリーグ2位、30打点もトップに2点差の2位につけている。さらに長打率.490、OPS.811は200打席以上の打者ではともに2位となっている。
中村奨は地元広島・広陵高から2017年ドラフト1位で入団。2021年には39試合で打率.283の成績を収めたが、安定した数字を残せず、今季から背番号が「22」から「96」に“降格”していた。
プロ7年目、背水のシーズンともいえる今季、2軍での活躍ぶりにネット上のファンからが「1軍で見せてほしい」「1軍で使って」「2軍でやることない」「めっちゃい」「ええやん」「絶対に手放すな」といった声があがっている。
(Full-Count編集部)