阪神23歳が「完全に覚醒した」 衝撃の後半戦…打ちまくる1.316「恐ろしいな」
阪神・森下は後半戦12試合で打率.467、4HR、16打点
■阪神 6ー3 ヤクルト(8日・神宮)
阪神の2年目・森下翔太外野手のバットが止まらない。8日のヤクルト戦(神宮)で2年連続2桁本塁打となる10号ソロを含む3安打3打点。球宴後は12試合で打率.467、4本塁打、16打点と打ちまくっており、「打ち過ぎだって!」「どんだけ打つんだ」「ヤバいな」とファンは歓喜の声をあげている。
1点を追う4回、ヤクルトの先発・吉村のカーブを捉えた打球は虎党が待つ左翼席に消えた。同点の10号ソロで流れを手にした阪神はこの回に逆転。続く5回には1死満塁で左前2点打を放ち、勝利を手繰り寄せた。この日は初回にも左前打を放っており、4打数3安打3打点2得点の活躍だった。
2年目の今季はなかなか状態が上がらず7月6日に2軍降格、同19日に復帰した。そして、後半戦に入ると急上昇。全12試合に「3番・右翼」で出場し、打率.467(45打数21安打)、4本塁打、16打点、OPS1.316をマークしている。シーズントータルの得点圏成績は打率.349(86打数30安打)、4本塁打、42打点。勝負強さも備える。
23歳の躍動をファンも喝采。SNSには「まじで森下えぐい」「完全に覚醒した」「優勝するかは森下次第」「恐ろしいな」「数字バグってる」「凄いバッターになって来た」とコメントが寄せられている。9日からは2ゲーム差で追う首位・広島との3連戦(京セラドーム)。森下の打棒が注目される。