坂本勇人が「神復活」 .167→.348の急上昇…“慣れぬ”三塁でも断トツ9.3「偉大」
巨人・坂本勇人が8月に入り調子を上げている
巨人・坂本勇人内野手が8月に入り、さすがの存在感を発揮し始めている。前半戦は打撃不振に苦しんだが、8月に入り打率.348と調子を上げており、ファンも「復活熱い」「神復活」などと歓迎している。
35歳の坂本は開幕スタメンでプロ18年目をスタートしたが、打撃で思うような結果を残せずに3・4月は打率.219。5月は同.289だったが、6月も月間打率.159と調子が上がらず同26日に出場選手登録から抹消された。
7月12日に1軍に復帰したが、9試合で月間打率.167の低空状態だった。ところが8月に入ってから徐々にV字回復。ここまで6試合の出場で本塁打は出ていないが、23打数8安打の打率.348と急上昇している。
通算2387安打の“現役レジェンド”の復調とともに、注目されるのが三塁での守備だ。昨年9月から三塁を任されるようになり、今季は交流戦での指名打者を除けば、三塁を守り続けている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、守備全般での貢献を示す指標のUZRはセ・リーグの三塁手で「9.3」と、断トツの数字となっている。
坂本の復活にSNS上でファンも「復活の兆し」「マジ調子ええ」「偉大」と歓喜。さらに守備についても「相変わらずうまい」「守備が美しい」「控えめにいって神」「現役サードナンバーワン」といった賞賛の声が並んでいた。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。