限定ウエア販売で元近鉄・佐野氏をサポート 5月に右腕切断「1日でも早く復活して」

株式会社キャンビーは売り上げの一部をロイヤリティとして充てることに合意した
株式会社キャンビーは売り上げの一部をロイヤリティとして充てることに合意した

糖尿病の悪化により5月に右腕を切断した佐野氏をサポート

 株式会社キャンビーは8日、元近鉄・佐野慈紀氏のイラストが描かれた各種アパレル商品の販売を行い、その売り上げの一部をロイヤリティとして「かがや毛~!ぴっかり投法を再び輝かせるプロジェクト」に充てることと佐野氏と合意したと発表した。

 佐野氏は、糖尿病の悪化により5月に右腕を切断。同社の代表取締役を務める神戸洋昭氏は、「闘病入院されている病室に見舞いに行った際、佐野氏から『身体が不自由になってボールが投げられなくとも伝え方はある』とのポジティブな言葉に感動し、佐野氏が少子化になり野球人口が減少している事に対して危惧している事、健康に対して実体験をもとに一人でも多くの方々に伝えていきたい事を切に願っている姿に対して、その活動に何か支援できないかとの相談を受けていた事もあり、本事業を開始させて頂く事になりました」とコメントした。

 イラストは佐野氏のキャッチフレーズでもある「ぴっかり投法」をモチーフに、タイトルは「SPARKLE AGAIN」に決定。「輝きを取り戻す、再び輝く」という意味が込められている。

 佐野氏は「このたび、自分のトレードマークであるぴっかり投法のイラストを作成頂き各種アパレル商品の企画販売を頂く事に感謝しております。まだ、病床での治療中ですが1日でも早く復活してぴっかり投法を披露させて頂きますので応援下さい」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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