選抜準Vの報徳学園が初戦敗退 大社エースの前にわずか1得点…今朝丸は7回途中3失点

大社戦に先発した報徳学園・今朝丸裕喜【写真:加治屋友輝】
大社戦に先発した報徳学園・今朝丸裕喜【写真:加治屋友輝】

今春の選抜大会で準優勝の報徳学園が初戦敗退

 11日に行われた第106回全国高校野球選手権大会は第5日の第3試合で報徳学園(兵庫)-大社(島根)が対戦。今春の選抜大会で準優勝を果たした報徳学園が1-3で敗れ、初戦敗退となった。

 初回の2点が大きかった。大社は初回、5番の下条心之介外野手(3年)の適時打などで2点を先制する。7回にも下条の中安打から4連打を浴びせ、1点を追加。着実に勝利をたぐい寄せた。

 報徳学園はプロ注目の右腕、今朝丸裕喜投手が7回途中103球8安打3失点(自責2)で降板。9三振を奪う力投を披露したが、9回の1得点に終わり初戦で姿を消すことになった。

 県立高の大社が報徳学園を撃破し、甲子園は騒然。大社の馬庭優太投手は9回137球7安打1失点の完投勝利を挙げた。今大会は明豊(大分)、興南(沖縄)、花咲徳栄(埼玉)、金足農(秋田)、木更津総合(千葉)など、有名校が初戦敗退。実力校が2回戦に進出できない事案が続いている。

(Full-Count編集部)

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