大谷翔平なら40-40は「簡単だね」 1本届かなかったド軍の大打者「まだ9月になってないのに」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷の前の“30-30”…ケンプ氏が絶賛

 かつてドジャースでプレーしたマット・ケンプ氏が11日(日本時間12日)、大谷翔平投手の40本塁打&40盗塁に太鼓判を押した。自身は2011年に39本塁打&40盗塁を記録し、1本塁打足りず40-40を逃した。「とても難しいことだけど、彼ならできると思うよ」と語った。

 ケンプ氏は2006年から2014年までと2018年にドジャースでプレー。2011年には39本塁打、126打点で本塁打王と打点王の2冠に輝いた。通算287本塁打、1031打点、184盗塁の成績を残した。

 大谷は3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦で1試合3盗塁を決め、自身初の30本塁打&30盗塁を達成。球団では2011年のケンプ氏以来だった。8月は打率1割代と苦しみながらもここまで35本塁打&32盗塁となっている。

 取材に応じたケンプ氏は「(彼にとっては)簡単だね」と確信。「40-40をするだろうし、私を抜かすだろう。すでに35本塁打を放っているからだ。まだ9月にも入っていないのに」と感嘆していた。

 続けて「オオタニがやっていることは特別なんだ。誰も見たことがない」と力説。「野手や投手が怪我したらチームに価値をもたらすことはできないけど、彼は投手として怪我をしても、打者としてたくさんの価値をもたらす」と大絶賛していた。ケンプ氏の記録更新は間近に迫っているが「(大谷の)ジャージやボブルヘッドをもらっておかないと」と嬉しそうだった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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