東海大相模が8強1番乗り 広陵まさかの大量失点…プロ注目の高尾響は27球で5失点
広陵が東海大相模に敗れた
第106回全国高校野球選手権大会は16日に大会第10日が行われ、第1試合で広陵(広島)が東海大相模(神奈川)に1-8で敗れた。広陵は3回戦で敗退。悲願だった夏の甲子園初制覇に手が届かなかった。
広陵は2回に7番の酒井綾希人(3年)の右安打と3つの四死球で先制に成功。しかし、直後の3回に先発の山口大樹投手(3年)が2者連続で死球を与えると3番の中村龍之介外野手(2年)に2点適時打を浴び逆転を許した。
5回途中からはエースの高尾響投手(3年)が2番手でマウンドに上がるも、上位打線に3連打を浴び3失点。さらに6回にも、7番の和田勇騎外野手(3年)から3者連続で適時二塁打を打たれて3点を失った。高尾は1回2/3を投げ5失点、27球で降板となった。
広陵は今大会から、暑さ対策として帽子やアンダーシャツなどの色を白に一新。心機一転で挑んだが、夏の甲子園初制覇の夢は途絶えた。東海大相模は8強に1番乗り。2015年以来9年ぶりの全国制覇、さらに慶応義塾に続いて神奈川県勢連覇にあと3勝とした。
(Full-Count編集部)