明徳義塾・馬淵監督「守れない、バントできない」 惜敗で8強進出逃し“痛烈ボヤキ”

明徳義塾・馬淵史郎監督【写真:加治屋友輝】
明徳義塾・馬淵史郎監督【写真:加治屋友輝】

馬淵監督は春夏通じて歴代4位の甲子園通算55勝を挙げている

 第106回全国高校野球選手権大会は16日に大会10日目が行われ、第2試合では明徳義塾(高知)が関東第一(東東京)に2-3で敗れ、3回戦で姿を消した。試合後、馬淵史郎監督は「負けるべくして負けた試合でしたね。守れない、バントできない。絵に描いたような負けパターン」と振り返った。

 あと1歩及ばなかった。1点を追う3回には里山楓馬捕手(1年)がレフトへ2点適時打を放ち、一時は逆転。しかし、5回と6回に池崎安侍朗投手(2年)が1点ずつ失い、そのまま敗れた。

 池崎は9回126球8安打3失点(自責2)と奮闘したが白星に導くことができず、涙を流した。指揮官は「(6回)先頭の四球が痛かった。負けは必然、勝ちは偶然。こういう経験も次のチームに生かしたい」と振り返った。

 春夏通じて歴代4位の甲子園通算55勝を挙げている68歳の名将。勝負への厳しさ中にも「一生懸命やっての結果だからしょうがない」と選手を思う言葉があった。

(Full-Count編集部)

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