巨人の逸材23歳は「エースになれる」 助っ人ねじ込む150キロ「真っすぐ来すぎてた」
井上が6回1失点で今季6勝目、打ってはプロ5年目初打点など2安打2打点
■巨人 11ー1 DeNA(17日・横浜)
巨人の井上温大投手が、17日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦に先発し、6回4安打1失点の好投で今季6勝目を挙げた。打ってもプロ5年目初打点など2安打2打点。大ブレークの23歳に「打っても凄い」「投手でも忘れないセンター方向の意識付け」「めちゃくちゃいいピッチャーよな 真っすぐ来すぎてた」とファンが喜んでいる。
2回の第1打席にいきなり魅せた。2死二、三塁から、石田裕の直球をお手本のようなピッチャー返し。痛烈な打球は足元を抜け、全力疾走の左腕が一塁を駆け抜けた。先制のホームを踏んだ坂本も笑顔で両手を叩き、井上を称えた。さらに3回にも遊撃への適時内野安打を放った。
本業でも安定感は抜群。3回に西浦に三塁打を許し、続く梶原の二ゴロの間に1点を失ったが、最少失点でしのぐ。2回にはオースティンから150キロの外角直球で空振り三振を奪った。7月は2戦2勝、月間防御率1.96と好調。8月に入っても3戦2勝と白星を重ねて、これで自身4連勝となった。
ファンも「井上温大はあの綺麗なフォームから繰り出されるノビのある真っ直ぐは魅力的で左のエースになれる素材」「残りの試合次第で2桁もありえる……!?」「バッティング良いんだよね〜」「一生懸命走っててカワイイ」などと投打でさらなる飛躍を期待した。