明大・宗山を「全力で取りに行くべき」 “巨人粉砕”の衝撃無双「ちょっとレベルが違う」

明大・宗山塁【写真:中戸川知世】
明大・宗山塁【写真:中戸川知世】

宗山は巨人3軍戦に「3番・遊撃」で出場…2打席連続二塁打を放った

 今秋ドラフトの目玉、明大・宗山塁内野手(4年)は18日、巨人3軍とのNPB交流戦(ジャイアンツ球場)に出場し、2打席連続で二塁打を放つ活躍を見せた。プロ相手に見事なバッティングを披露し、「やっぱり宗山が1位」「別格」「本物のスターだねこれは」とファンも大興奮している。

 宗山は「3番・遊撃」で先発出場。対するは、今季イースタン・リーグで29試合に登板し、2勝2敗2セーブ、防御率2.03の好成績を残している戸田懐生投手。2軍で好投する右腕に対し、第1打席で右翼線へ二塁打を放つと、第2打席でも右中間へ快音を飛ばし、2打席連続二塁打をマークした。最終的に3出塁した上、ショート守備でも出色のプレーを披露した。

 この活躍にはプロ野球ファンも熱視線だ。「宗山ちょっとレベル違うなやっぱ……久しぶりにみたけど競合予想は変わらん」「本物」「坂本の後継者に」「今年はこの選手中心のドラフトかな」「全力で宗山君取りに行くべきやわ」などと、称賛の声が送られている。

 宗山は1年生の春季リーグからショートのレギュラーを掴み、東京六大学では通算75試合に出場し、98安打、打率.334、8本塁打、48打点。今年3月6、7日の欧州代表戦には大学生ながら侍ジャパンのトップチームに招集を受け、井端弘和監督が「100安打は当然クリアすると思いますし、1本でも多く打って更新してもらえたらいいなと思います」「守備の安定感ですよね。派手なプレーもできるし、手堅くも捕れる。大学生にして打球に応じ、いろいろな捕り方ができるところが一番の凄さかなと思います」と評する大器。来るドラフト会議では、何位で指名されるだろうか。

(Full-Count編集部)

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