大社・馬庭が「ついに出てきた」 失策絡みで失点も…ピンチで登板に「すごい主人公感」

神村学園戦に登板した大社・馬庭優太【写真:小林靖】
神村学園戦に登板した大社・馬庭優太【写真:小林靖】

大社のエース・馬庭が同点の5回のピンチから登板した

 第106回全国高校野球選手権大会は19日、大会第12日が行われ、第4試合では大社(島根)と神村学園(鹿児島)が対戦。大社のエース左腕・馬庭優太投手(3年)は先発を回避したが、2-2で迎えた5回無死一、二塁に満を持して登場。SNS上には「ついに出てきた」「すごい主人公感」といった待望のコメントが相次いだ。

 1回戦から3試合連続で完投している馬庭は、準々決勝はベンチスタート。試合は2-2の接戦となり、5回無死一、二塁のピンチを迎えたところで3番手で登板した。

 一気に今大会の注目選手となった左腕の登場に甲子園は大歓声。馬庭は3番の今岡拓夢を遊ゴロ(2年)を遊ゴロ。併殺かと思われたが二塁手の一塁への送球がそれて、二塁走者が一気に生還した。

 1死二塁から4番の正林輝大(3年)を遊ゴロ。5番の岩下吏玖(3年)は投ゴロに仕留めた。1点を失ったが、クリーンアップを凡打に抑えて最小失点で切り抜けた。

 馬庭の登場にSNS上には「貫禄すら感じる」「只者ではない」「全てに魂こもってる」「別格」「ラスボス感最高」「本当にドラマを起こすかも」といったコメントが並んだ。

【実際の様子】5回のピンチを最少失点に抑え、雄叫びを上げる大社エース・馬庭

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